オンラインゲームのアイテム収集に「下請け労働者」が出現

仕事忙しいのに気になったので書く。


ゲーム内のアイテムを現実のお金で買おうが売ろうが(規約で許可されてれば)あなたの好きにしなさい。
アイテムを集めるのが楽しいんじゃないか?と強制する理由も無い。集めるのが苦痛な人もいるし、お手軽に強くなってサクサクと遊びたい人だっている。
それは全然悪いことじゃない。(規約に反していなければね)
ただ今回のは上記のような購入者の立場が悪い方向に働いた例だと思う。(言い方悪いかな?)
以下に自分が知っているだけの例を示そう。


RO*1では現実のお金を求めるためや簡単にレベルアップするために自動マクロ「BOT」と言われるツールが世界の中を蹂躙している。
BOTがいないMAPがない」と言われるほど酷い現象になっている。
(以前、BOTを一時的にログインブロック出来た時の最高接続人数はサーバーによって前後するが通常時より約800人程減少した。)
当然、PCの前に人はいないため話し掛けても応答することはない。(自動返答はすることあるけど会話は無理。)
何も知らない人が話し掛けて不快な思いをする人や、慣れたプレイヤーになると「あいつはBOTじゃないのか?」という懐疑心を背負いながらプレイしている方も多い。
24時間体勢で荒稼ぎを行なうため相場も崩れる。
ゲームバランス的にもプレイヤーの精神的にも被害が出ている。


オープンβの時の話だがリネ2*2では稼げる敵が沸くポイントで中国人のプレイヤー達が場を独り占め・全く退こうとせず荒稼ぎしていたという。
話し掛けても全く応答しない。それどころか嫌がらせや暴言を吐いてくることもあったそうだ。
彼らはゲームで「稼ぎ」に来ている。普通のプレイヤー達と仲良くなる・一緒に遊ぶ気なんて更々無いのだ。
ゲーム管理会社に相談してみたものの「ルールには違反していない」という理由で取り扱ってもらえず、終いには「力づくで退かすという手段を用いてはどうですか?」という返答さえ来たそうだ。
コレにはプレイヤー達も流石に呆れて辞めていく人が多数出たそうだ。
実際に排除を試みた人もいたが、ほぼ毎日1日中プレイしているキャラの強さには適わず大敗。
大勢で攻めても向こうも大勢で攻め返して来てラチがあかない状態になり、やはり嫌になって辞めていく人が多数。
(今はどうなっているか不明。プレイ料金の高さに元が取れないと判断し引いたとの話もある。)


アイテム売買問題。これを利用した労働者の不誠実な対応によるゲーム内のトラブル。
オンラインゲームの更なる発展の為には、この問題を通り過ぎる訳にはいかないだろう。