バブルへGO!!タイムマシンはドラム式

バブル時代の恩恵を全く受けてない自分に取って、80年代〜90年代初期の裕福さは憧れでもあります。
父親は真面目一辺倒な人なので、バブル時代の華やかな逸話は聞かないのですが、母親からは少しばかり聞いてました。
バイトしていた服飾店でグッチやシャネル等の高い服が入荷したら即売れて、別の客が「もっと高いのない?」と聞いてくるとか。


評価:☆☆☆(☆5個で満点)
以下ネタバレあり。これネタバレしても意味ないとは思うけどもね。
あくまでもコメディ映画なのでタイムマシンを使って過去を変えたことによる現在の影響とか、深いことは考えたらいけません。
主役の広末涼子のアホっぷりにイライラしつつも、これが無いと物語が淡々と進んでしまうから仕方ないんだと無理やり納得させたり。
そういうところは割り切って観ると中々楽しめました。
てか広末の競泳水着姿が見れたのが嬉しかったです。これで子持ちだもんな…。


登場人物の面々の90年代初期のファッションが見れて面白かったです。
吹石一恵飯島直子のソバージュとか飯島愛のボディコンとかみんな眉毛太いとか。
街行く人のスーツ姿がやたらと肩パット入ってるとか。制服でもないのにブレザーとか。
今でこそ笑えるんですが、今のファッションも10年20年したら笑えるものになってしまうんでしょうか。
ちょっとそんなことを考えると時代の流行とそれに流される自分たちって何なんだろうと考えてみたり。
いや、そんな難しいこと考えるのはアホ臭いんですけど。


物語の中身について一切語ってないのは、つまりそういうことです。中身を見る映画じゃないってことです。
土地関連融資政策発表の裏側が語られた時は実際もこんな感じだったのかなあ?と思ったりもしましたけど。
時代の移り変わりを広末という現代っ子を通して比較しながら見れたのは面白かったです。
携帯なんか凄く進化したなあ。またこれから20年後辺りはどうなってるんでしょうかね?