昨日の事件

午前1時過ぎ、いつものように薔薇の館で遊んでいると携帯電話が鳴る
この時間帯に電話が鳴るのは随分と久しぶりなので驚きながら画面を見ると近くに住んでる子の名前(Nとします)…なんじゃろか?と思いつつ電話にでる
N「ああー起きてたー?ごめんね」
俺「ああ起きてたよ。珍しいね、どしたの?」
N「それがさー家の鍵を職場に忘れちゃって家に入れないんだよー。」
俺「ぅえー。大変だなぁ…大家はもうこんな時間は無理か。鍵の救急車って無かったっけ?」
N「何それ?知らないー。ねぇ、今晩泊めてくれない?
…ああああああああjdふぉあじぇおkふぉあkふじこおうぇ
頭の中のちっちゃい俺達が一斉に発狂してるのを必死に抑えつけるながら落ち着いた振りして会話を続ける
俺「え?いや、いいけど布団一つしかないし寝る場所あんまねーよ。それでもいいん?」(あんまと付けてるのが微妙に必死で泣けてくる)
N「もーいいです、何でもいいです。」(このセリフに「好きにしてください」と一言付いてたら、どんだけぶっ飛んでただろうか)
なんかもう色々と想像してしまって会話もままならなくなって来たので早々に切上げようとした
俺「じゃ分かった。色々と(エログッズを)片付けたいから近くのコンビニで待ってて。迎えに行くよ」
と言って電話を切る。早速ビデオデッキに入ってるエロビを抜き取りジャンプの上に重なったエロ本共々、押入れに突っ込む
カーペットの上に散らばってる陰毛をガムテープでササッと取ってパッと見、キレイになるまで頑張る
その間にサムライチャンプルーの予約と薔薇の館にお休みの挨拶をしてログアウト
5分とかからず↑の行動が終了。未だかつて、ここまで機敏にテキパキとしたことがあっただろうか?
そして古くなりすぎた古着+トランクス1枚という悲惨な格好から着飾ってない程度の部屋着(ユニクロの灰色ドライウェア+紺色ジャージ)に着替える
少し小走りでコンビニに向かいながら頭の中で「いやまさかな…あるわけないよな…いつも通りだよ」と何もないように言い聞かせる
だって友人ですもの。もし何かあったら、これからどう付き合っていけばいいのか困りますもの。ああ、でも何かあることを期待してしまう俺が悲しい
そしてコンビニ内でNを見つけて声をかける
N「ああーありがとー本当助かるよー」
俺「鍵の救急車、分かった?そこに電話すれば多分何とかなると思う」
N「うーん、分からないよ。今度、調べとくね。今晩はお世話になります
お世話になるってどういう意味でいえdふぃじぇいjふぉ
N「酒飲んでいい?飲まないとやってらんないよー」
俺「じゃ俺も…て財布忘れた」
N「あーもー今日はお世話になるんだから奢りますよ」
なんて喋りながらカクテルバーを買って家に…そういや今の家に彼女以外の女の子を入れるの初めてだったかな
N「ぉぉ!外見古いけど中は結構キレイだねー。キッチンなんて別空間じゃん!」
俺「最近は全然使ってないんだけどね」
N「勿体無い。うちんとこ狭いから今度ココで何か作るよ
お前それどういう意味で言ってあいじぇいあjふぁおけぽけkふぁぺkp
N「顔洗っていい?もう気持ち悪くてさー」
ココで「シャワー浴びる?」と聞こうとしたが流石にイヤラシイので、やんわりと遠まわしに言ってみた
俺「髪も洗う?
全然遠まわしじゃNEEEE!!こういう時にストレートじゃなくて変化球投げれる人、尊敬します(つд`)
N「あ、いいよ、気にしないで
ほらね、あははは(つд`)


先ほど買ってきた酒を飲みながら軽く談笑
N「ああー始発で職場行って鍵取ってくるかなぁ…しんどい」
俺「明日、朝に大家に言えば鍵開けてくれるんじゃない?」
N「ああ、そうだね。そうしよう」
何てムードの欠片も無い話をしつつ、また仕事の愚痴を言うN
そのうちNの話すペースがスローになってきたので「寝よっか」と声をかけて寝ることに
Nが寝たのが布団が置いてある下の部分、俺が足を向けるほうで横になって寝た
布団の横も一応開いてるよ?と聞いたけど「いや、ココでいいっす。足で蹴っても構わんよー。もう今夜を寝て過ごせれば何でもいいです」
…こりゃ予想通り何も無いな(;´ー`)電気を消して、そのまま就寝


という訳にはいかず俺もやっぱり男な訳で息子も興奮していきり立ってる訳で悶々としながら1時間、眠れずに苦しみました(つд`)
ここで夜這いをかけないのが俺なんですアハー
Nは無事、翌朝に大家に鍵を開けてもらい、そして俺は結局寝不足なまま仕事に向かうのでした。
と大して面白くない話をお送りしました。期待してた人、何もなくてゴメンナサイ